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サラリーマン桃太郎の散歩

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2011年 01月 21日

3人の寒い冬

2011年が明けて間もなく節分か、中国正月かという今日この頃。
みなさんどうしていらっしゃるのでしょう?
元気なのかなぁ。
ずいぶんと長く空けてしまいました。
たまに覗いてみるとブログが空き地のように雑草でいっぱいになっていました。
それでも戻ってくるとここはあるんだなぁと思いつつ、花まで引っこ抜かないように草刈りをしました。

寒い寒いとよく聞きますが、もちろん僕もこの冬は実に寒いです。
きっと東南アジア暮らしから帰国して初めての冬だからだ、と思います。
ここ10年くらいは手袋がほしいな、と思ったことなかったです。
大阪では歩いて会社まで往復していますが手を振って歩くとけっこう冷たいものです。
手袋がほしいと思ったとたんに見つけたのは通勤途中のコンビニでした。
ネックウォーマーにニット帽もあるし、別のコンビニではヒートテックの従姉弟みたいな下着も売っている。
日本のコンビニはすごいなぁ、、、日本ではあたりまえなのか、、、そうか!

会社に向かう道すがら、小さくたためて伸縮性に優れた手袋を買いました。
会社から戻る途中、これでは全く役に立たんとフリースの手袋を買いました。
手袋との付き合いにブランクがあるので縮尻ったと反省。
家に帰って奥さんに不定期連絡をすると、向こうにも手袋の話がありました。

その朝、登校前の息子(桃次郎)が「お母さん、手袋は?」と聞いてきたそうです。
高校2年にもなって自分の持ち物くらい、と思ったものの寒い朝で人3倍は寒がりの息子です。
きつく注意することは思いとどまり「探しとくから、今日はそのまま行きなさい。」といって出したとか。
南の国で育ったので自分は寒がりに育ったと言ってはばからない息子です。
奥さんは手袋が見つからないので、明日からがかわいそうだと思って手袋を買いに行ったそうです。

母子と手袋というと「手袋を買いに」というキツネの親子の話が思い出されるんですが。
キツネの子は銀貨をもらって町まで自分で手袋を買いにゆきました。
うちは高校2年生になっても母親がなくした手袋の代わりを買いに行ったか。

ほしがっていた指先が出せる手袋を買って戻った奥さん。
帰宅した息子にそれを伝えるとずいぶんと喜んですぐに見たいと言ったので渡してやると、受け取った手には見なれた手袋が。
あまりに寒いので真剣に鞄の中をみたら入っていたと言うのです。(真剣にって??)

できの悪い落語のような話ですが、親ばか夫婦で力抜けました。
さぶっ!でしょ?

# by yutakah9 | 2011-01-21 19:03 | 大阪ライフ
2010年 04月 09日

帰国 帰阪?

復帰したと思ったのに、カメラを持つ時間もなく時がたって今は春。
昨年秋に日本に帰国することが決定し、およそ4ケ月の準備期間をおいて3月に帰国しました。
いろいろと環境が変わりましたが、それはまたおいおいと語らせていただくこととします。

さて帰国しましたのはいいのですが降り立ちましたのは家族の住む町に近い成田ではなく、関西空港でした。
昨年3月に長男が日本の高校に進学したので香港独り暮らしとなりましたが、この3月からは大阪独り暮らしです。
でも依然として香港や上海に出張することが多く、かつての同僚や友人は私にほんとに帰国したのかというような感じです。
香港の最後の一年は日本に帰ったのが1度きりでしたが、帰国してからは月1度くらい自宅をかすめています。
ま、それなりにやってゆこうという気持ちも定まってきました。

落ち着いて見回してみれば、新しい住まいの周りはけっこうおもしろいです。
腰を落ち着けたのは新大阪駅から徒歩圏内の街です。
近所にはこんな看板をあげた店があります。

帰国 帰阪?_f0071767_0324311.jpg


そう、大阪ならたこ焼き屋さんです。

帰国 帰阪?_f0071767_0341468.jpg


これからまた、のんびりとカメラを以って散歩します。

新しく加わったパートナーは1秒間30枚連写機能のあるコンパクトデジカメですが、もちろんメインはOM1です。
近々に大阪城を、ぜひ。

# by yutakah9 | 2010-04-09 00:36 | 豊葦原秋津島
2009年 12月 04日

気がつくと12月でした。

さて日本では12月にはいって寒い日も多くなったと伝わってきます。
香港ではときどき日本の冬の初めのような日もありながら、20度を超える日に戻ったり。
街はすでにクリスマスの飾りつけも完了。(でも今日その写真ありません)

そうした時期に今シーズン初めての上海蟹をいただいてまいりました。
香港で上海蟹を食べるときのサーブですが、少しランクの高いレストランでは写真のように食べやすく解体・お掃除をしてくれます。

①甲羅を「ばきっ」とはずし。
②胃袋を「ごそっ」と掻きだし。
③浮き袋のあたりを「ばっさ、ばっさ」と削るように。
④腹の蓋のようなところを「ぽきっ」ととって⑤の準備。
⑤両手で足を4本づつまとめて持って、「横にさばおりっ(蟹おりか?)」

で、こうなります。
解体は1匹づつなので自分の蟹が眼の前に来るまで、できるだけ平静を装いつつ待ちます。

気がつくと12月でした。_f0071767_1201638.jpg


この紋どころが眼に入らぬかぁ。(桃太郎がいきなり助さんに 古ッ!)

気がつくと12月でした。_f0071767_1204515.jpg



とポーズを決めたあとで、おもむろに甲羅の中から行ってきまぁーす。
あとは無言。
みんな無言。

# by yutakah9 | 2009-12-04 12:08 | 香港
2009年 10月 08日

なつかしの

10月にはいって上海蟹の季節がスタートしましたね。
香港の街には、上海蟹が藁で縛られて並び始めました。

中国人の感覚でいえば秋から冬への味覚ということになりますね。
日本人にとっての秋刀魚かマツタケみたいな感じでしょうか。

去年、上海蟹の季節にお休みして、もう一年になってしまいました。
そういえば僕は昨シーズン 2匹、だったかな。

今年はもう少したっぷり食べたいと思いますが、秋刀魚ほど気軽には食べられるものでもありません。
だいたい重さ1斤(600g)で上海蟹の中くらいが3匹になりますが、400香港ドル(4500円)くらい。
これが料理店で蒸されて出てくると一匹が200香港ドルくらいになります。
陽澄湖産のでかいのだとブランドも利いて400-500香港ドルと値段的な感覚でいえばマツタケか河豚くらいでしょうか。
街の店に並ぶおびただしい量は秋刀魚より値打ちがなさそうですけど。
これを自分で蒸して、ばらして食べるというのもかなり大変な気がします。
単身赴任 男の料理という感じでもないですね。

今シーズンは目標 5匹。
いやいや、その前にお友達に無沙汰を謝ってもう一度ここでお話しをはじめまようと思います。
急にお休みして申し訳ありませんでした。

この一年、リーマン山君が土俵際堪えられずに押し出され転落するし、桃次郎が高校受験で日本行ったり帰ったりと、激烈な一年でした。
桃次郎は無事に日本の高校一年生になり、奥さんといっしょに帰国しました。
この1年の世界景気は朝青龍君の場所成績みたいでしたね。

ようやく季節はめぐり、香港には景気回復とともに上海蟹がやってくる。


さてずいぶん前になりますが「北原照久玩具展」というのがありました。
そこで気になったのがこの2体。

ロボット三等兵は僕でも記憶にありません。

なつかしの_f0071767_16455011.jpg


ゴレンジャーのなかのアオレンジャー。
ついこの間だと思うのですが、“なつかしのおもちゃ”なんですね。
自分の年齢もこの程度の位置にきてるんですかね。

なつかしの_f0071767_16461970.jpg


# by yutakah9 | 2009-10-08 16:48 | 香港
2008年 10月 30日

Colour Pro 400H

HOLGAの写真をもう少し。

土曜日の朝、ふと下から聞こえる人の声。
ベッドの横にある窓から下を見ると、、、

ありゃ! いつの間に週末の大極拳練習場がうちの部屋の下になったの?

Colour Pro 400H_f0071767_19133049.jpg


小宅は30階建て集合住宅の15階ですので香港ではそれほど高層ビルでも高層階でもないですが、見下ろすとこんな感じです。

Colour Pro 400H_f0071767_19141468.jpg


これからもこんな感じで土曜日を迎えるんでしょうかね。。。?
大極拳の練習そのものはいたって静かですが、休んでいるおばあちゃんたちの声がけっこう15階まで聞こえてきます。
休日の朝って音の伝導がすごく効率よさそうです。

そこからちょっと見上げるとこんな風にヴィクトリア湾を南東から北西の方向に眺めることができるんですが、これがけっこう気に入ってる景色です。
曇っていたのでHOLGAの4隅に光が不足してトンネル現象が発生。
これはこれで面白いと思っています。
でもTOY CAMERAのプラレンズにはISO100のブローニーフィルムは厳しいのかな。

HOLGAのシャッタースピードは約100分の1秒、絞りは約F8固定です。
つまり“写るンです”とほぼ同じ設定らしいので写真としては撮れないことはない組み合わせなんですが、最近の“写るンです”はISO400、800が入っていることを考えると、やはりISO400くらいは入れたほうがいいのでしょうね。
でも“写るンです”もプラレンズじゃなかったかなぁ。
35mmのフィルムだと面積が小さいから隅まで光量が足りるということなんでしょうね。

ということで香港では珍しくブローニーフィルムを購入できる中古カメラショップでFUJI Colour Pro 400H 120を購入してきました。
このフィルムは海外生産、海外仕様ということで販売されているものだそうですが、日本でも使っている人がいるようだから、特に海外仕様というものでもないように思うんですけど。

今、HOLGA につめました。
この絵を見られるまでにはしばらくかかりそうです。
400H の特性を早く見たかったのでOM-1 にこのフィルムの35mmを入れて日本出張しました。
今日DPEに投入したので、明日の夕方には結果を見られます。
香港でも1時間ラボだったのに最近、1日かかるようになっています。
なぜなんでしょう?
やはり香港でもフィルムがへっているんだろうなぁ。

ガラスのレンズのついた中版カメラがほしいなあ。

あっ、いかんいかん。

# by yutakah9 | 2008-10-30 19:14 | 香港