サラリーマン桃太郎の散歩

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2007年 11月 27日

カニ 蟹 CRAB

香港で蟹について考えた。

今日も仕事をしつつ、窓の外を見てふと考えたことがあります。
10月ごろから2月頃まで香港は、、、中国は?、、上海蟹の季節。
街中にうごけないよう紐で縛られた上海蟹が冷蔵棚に整然と並びます。
冷蔵でない棚にも並んでいます。
なかなか口にする機会もないけれど、良いものはけっこうおいしいです。
かなりおいしいと思います。
蟹ですが生命力が強いので放っておいてもずいぶんと長く生きているとか。
で、店先では身がやせないように縛って身動きできないようにされています。
縛られた蟹はストレスを感じないのかなぁ、と思うのも余計なお世話かと。

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香港の家庭では生きた蟹を買ってきて、家で蒸して食べるようです。
スーパーでも売っているけれどずいぶんな数の蟹。
香港だけでも季節中、毎日すごい数の蟹が消費されているのだろうと思いますね。
中国で、アジアで、世界で食べられている。
上海蟹にとっては受難のシーズン開始ですね。
そう日本でいう大安吉日の伊勢海老より厳しい日々だと思います。
一体、世界中で一シーズンに何匹くらいの上海蟹が食べられているんだろう。

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さてそんなことを考えていたら、新聞に日本のかに料理チェーン店でシーズン前の蟹供養というニュースを見ました。
新聞を見ていて???になったのは店の名前は「札幌かに本家」の博多店、全国に16店あるとかで本社は名古屋。
ぼくが一番ひっかかるのは“札幌”という部分。
本社は名古屋、、、?
ま、いいですか、千葉にあっても東京DLだし。
蟹を食べるということには無関係なので、この話はひっぱりません。
それはそれとして同社では年間150万匹の松葉、タラバ、毛蟹を調理しているとか。
かに料理屋といえば“かに道楽”さんとかチェーンの店、一軒物の店いろいろあるはず。
全国にカニ料理店といわれるお店が全部で何店あるか知らないけどおおよその感覚としてチェーン店の1軒あたりで年間約9万匹の“かに”が食べられているのかなぁ、という計算はちょっと乱暴ですかね。
1ケ月で8千匹弱、1日で260匹で30日営業。
別にそこまで考えることもないけど。

さて中国で、もし中国人が昔、その辺を這っている上海蟹を食べ始めなかったら世界でも食べられることもなく、食べられずに生きながらえた蟹は蟹を生み、増殖していたのかな。
蘇州、無錫、昆山、太湖、陽澄湖、産地周辺地域を覆い尽くす膨大な数の蟹、、、こわっ。
実際には人間に食べられなければ自然界の許す数だけ生き残るのだろうけど。
それにしても中国人がそこにいる蟹を見て、食べないなんてことはありえないか。
かくして上海蟹が冬のご馳走になるのは必然だったのだ、と結論。

さて、上海蟹というやつは知名度では世界一有名な蟹じゃないでしょうか。
大きさと値段を考えると食用では世界一値段の高い蟹ではないかとも思います。
一匹の単価としたら松葉蟹の最高級品は相当高いだろうけど、上海蟹は小さいので、食べるところがずいぶんと少ない。
とはいえあんなに数がいるのになんでそこまで高いのさ、とも思うんです。
食べたいやつも多いのさ、ということですかね。

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さてこの季節、香港ではもう一種類の蟹が旬。
潮州蟹あるいは花蟹というやつで料理されて凍花蟹(ドンホヮジェ)と呼ばれます。
甲羅が赤と白のまだらになったタラバガニのような大きな蟹。
テーブルの上に置かれてもずいぶんと引き立ちますよ。
料理法は塩水で茹でて冷ますというもの。
日本での蟹の食べ方に似てこれもおいしいのだけど、上海蟹ほどには目立ってない。
およそ400-500gから1kg近くはあるかという大きな蟹なのに。
ハサミにも胴にも足にも肉が詰まっているのに平均的上海蟹2匹分くらいの値段。
いや、ことによると花蟹のほうが安いから驚きます。
最高級の上海蟹は1匹が約500人民元(8000円くらい)してしまう。
これは余談ですが蟹一匹で中国の工員さん半月分の給料くらいになってしまう。
ちょっと比較対象が良くないかな。
しかしこんな比較をしていたら花蟹は上海蟹一匹に負けてしまうんですよ(お値段は)。
ちょっと、ひいきが酷いんじゃないか。
蟹種差別じゃないの。

蟹はそんなことは考えないでしょうけどね。

いや、安いならそのままでいてもらわなくっちゃ。
比べて安いと言っても蟹は蟹、そんなに安く食べられるわけではないです。
個人的には花蟹にはリーズナブルな蟹でいてほしい。
リーズナブルってどんな蟹や、と突っ込まれそうですが。

え、アンリーズナブルなお値段の上海蟹、、、は、チャンスがあればもちろん食べますよぉ。
どちらが好きかと言われたら、、、両方って答えときましょう。

今日はなんだかなぁ。。。
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by yutakah9 | 2007-11-27 19:05 | 香港
2007年 11月 21日

香港名所 歩道橋

少し前の日曜日に銅鑼湾(Causeway Bay)まで出かけました。
先々週くらいかな、香港でモノクロは現像に10日かかりますからね。

ヘネシーロードという大きな道を少し東にゆくと大きな歩道橋があります。
この歩道橋は十字路の上に輪ッかのように回廊状に掛けられています。
ちょっとわかりにくいですけど、下の写真の左上です。
最近、この歩道橋が気になっていたので写真を撮りました。
むりやり写真を撮っている感じが無きにしも非ずですが。
事実、日本で買ったT-MAX 400を使ってみたかったんです。

日曜日になるとたくさんの人がこの歩道橋を目指してやってきます。
たくさんの人がこの歩道橋の上や周辺で休日を過ごします。
なぜこの歩道橋なんだろうか、とふと思ったんですよ。

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歩道橋の下にはバスやトラムが走っていて、すぐ下にトラムのスタンドがあります。
トラムは全線、どれだけ乗っても一回HK2ドル(約30円)の庶民の足です。
バスストップに、ミニバスの待機所、MTR(香港の地下鉄)の入り口もこの歩道橋の周りにあります。
こうして見ると香港島に住む人たちにとってこの歩道橋はすごく交通の便が良いところにあると言えます。
しかもホテル、デパート、タイムズスクウェア、ヴィクトリア公園に囲まれた場所。
でも、どうして歩道橋、、、?

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階段の下には露天の本屋さんがあって、人通りもけっこう多いですよ。
これは集まった人のそば、歩道橋の橋脚を少し上がったところから撮ってみました。

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この写真を撮った場所はこんなところです。(別の橋脚からですけどね。)
日曜日というとアジアの大都市ではフィリピンやインドネシアからきたアマさん(女中さん)がお休みをもらって街に出てきます。
そして他の家庭にアマさんとしてはたらいている友人、知人と一日を過ごします。
歩道橋の橋脚についた階段の踊り場にピクニックシートを広げて、ご飯を食べたり、お茶を飲んだり、おしゃべりをして過ごします。

大事なことは交通事情などもそうですが、雨でも大丈夫なように屋根(あるいはこれに代わるもの)があるところなんでしょうね、回廊のような歩道橋も屋根付きなので、しばらくするとこの歩道橋はまっすぐ歩けないくらい、インドネシア人のアマさんたちでいっぱいになります。

みんな毎週集まる決まった場所があるのかもしれませんが、これは未確認です。
インドネシアの人たちの多くは争いを好まないので、人の場所をとったりしないかも知れませんが意外に無頓着で早く来た人が好きな場所をとり、後からきてとられていたらがっかりしながらもなにも文句を言わないかも知れません。

そして写真を見てわかったのですが、踊り場の左下にMoney Changerがあります。
ここではIndonesiaへの送金代行をしているようです。
小さく「INDONESIA」と書いてありますね。
インドネシア語は読めません。
理解できるのは数語のみ。(テリマカシ:ありがとう)
アマさんたちはここで故郷の家族に仕送りをしているのかもしれません。

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この歩道橋に隣接するビルが化粧直しで竹足場を組んでいます。
歩道の上に大きな屋根ができました。
これも推測ですが工事が終わるまでの数週間、日曜日にはここがアマさんたちのピクニックシートで埋まるような気がします。

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このように香港島にアマさんとして働くインドネシア女性たちにとってこの歩道橋はかなり重要な場所であることがわかりかけてきました。
アマさんたちは待ち合わせにわかりやすく、自分たちに必要なものが揃っている場所に集まってくるではないでしょうか。
当然、車や人の行き来がすくない安全な場所、ホコリの少ない地面から離れた場所という希望があるのではないでしょうか。
そういう意味ではこの踊り場や歩道橋の通路は格好の場所になるのかも知れません。

シンガポールでも、ここ香港でもこうしてインドネシア人女性やフィリピン女性が日曜日に公園やこの歩道橋のような場所に集まっていても、誰も文句を言いませんし警察も追い立てたりしません。
歩道橋をわたりにくいなぁ、と思っても文句をいうのを見たことはありません。
こういう風景はずっと長い間、続いているんだろうな、と思います。
女性の顔ぶれは10年前、20年前とは違うでしょうけど。

DC35にKodak T-MAX 400を入れて撮り位置次第の構図で撮ってみました。
ざっくりした写真ですけど、改めて写真の記録性に気付くと同時に勝手な推測に自己満足できた歩道橋分析でした。
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by yutakah9 | 2007-11-21 12:46 | 香港
2007年 11月 13日

適当な茶飲み話

えっと、ではお茶の時間です。

中国茶を初めて飲んだのはウーロン茶でした。
日本史でお茶と言えば栄西禅師の喫茶養生記、、、ですが、読んだことは有りません。
なら、言うなよと言われそうですが。

中国のお茶といえば三国志を読むと劉備玄徳がお母さんのために川のほとりにたって茶を運ぶ船を待ち、直接お茶を買うということが書いてあります。
当時、お茶を飲むのは銀を飲むのと同じと言われるくらいお茶は高価なものだったとか。
さて、どう淹れたものかわからずにお湯を注いで日本茶のように飲んでみました。
苦くて渋くて、ずいぶんと飲みにくい。

何年か後、S社から缶入りウーロン茶がでましたがあんなお茶が売れるのかなと思ったものです。
私が心配しなくても売れましたね。
すっかりドリンク界では定番入りしています。
福建省茶葉分公司の名前も覚えたし、中国の女の子が普通話で会話するテレビCMも日本では定番ですね。
最近、レンタルビデオで日本のテレビ番組を見るときにこのCMを見て、女の子の話す言葉がわかるとけっこう嬉しいですよ。
すごく簡単な言葉だけですけど。

さて烏龍茶を冷たくして飲むというのは中国ではおよそ考えられないことで、日本発の新しい文化だと知ったのはシンガポールに引っ越したときです。
デパートのフードコートで「Iced Oolung Tea」と拙い英語でオーダーすると「無い、Chinese Teaはある」という返事が来ました。
そのとき、この違いが良くわかりませんでしたね。
中国茶はウーロン茶だろう、くらいでしたからね。
ま、なんとか「Iced Chinese Tea:中国茶のTea Bagで紙コップにお湯を入れてもらい、氷を放り込んだ」を出してもらいました。

中国では体を冷やすということは良くないことなので、冷たい飲み物や料理(特にスープ)は摂らないと知ったのは少し後でした。
スープは中国語で「湯(タン)」です。
広東語だと「湯(トン)」で、肩たたきみたいですが、ま、暖かいものなんです。
スープは体を温め滋養を摂るもの、お茶は体を温め気持ちを寛がせるものなんですよ。
だからヴィシソワーズなんて冷たいスープは中国では論外の料理なのですね。

PETボトル入りの冷たくした烏龍茶なんてのも論外の上の物だったのです。
「だった」、、、21世紀になって中国もちょっと変わりました。
今では中国のコンビニや駅のスタンドでもPETボトルの烏龍茶が買えます。
お茶の先生に言わせれば「中国茶は入れたらすぐに飲むものよ、でなければお茶が酸化して飲めたものではなくなるね。PETボトル入りの烏龍茶の味や色が変わらないのは絶対になんか入ってるよ。」とおっしゃいます。
私は逆らいませんよぉ。
PETボトルのウーロン茶、もちろん飲みますけどね。
とにかく、この出来事で烏龍茶はどこにでも置いてある物ではないことを知りました。

さてシンガポールでお茶です。
ときどきチャイナタウンのTea Houseに出かけました。
シンガポールはインドネシア人やマレー人から見れば国そのものチャイナタウンです。
なんでわざわざチャイナタウンがあるんだということですが、しっかりあるんですよ。
また話がそれました、戻ります。

中に入って卓を借り、お茶と茶菓子を選びます。
記憶ではお茶の種類は30-40種類、もっとあったんじゃないかと思います。
茶器と一緒に茶葉を持ってきてくれて、お湯は好きなだけもらえます。
一杯目を口にするまではお世話になれます。
あとは勝手に湯を汲んで飲め、というスタイルですね。
お客は本を読んだり、将棋をしたりして何時間もボーっと過ごします。

まずお湯で茶器をあっためて、茶葉にお湯を注いで、一回目はすぐに湯を捨てます。
それから1煎目はお湯を注いで20-30秒、この時は香りも味も少し浅いですね。
そして2煎目、3煎目が香り・味の良いところ。
でもほんとはシンガポールではお茶は中華料理を食べるとき以外、あまり親しみませんでした。
飲むときにはジャスミンとか香り系のお茶が多かったかな。
蓋碗に茶葉を入れて湯を注ぎ、蓋をずらしてお茶をすするという飲み方を憶えました。

香港に移ってから、普段からお茶を飲むことが増えました。
飲茶(ヤムチャ)の機会が増えたからですね。
初めてポーレイ(プーアル)茶を飲んだときホコリのような香りにはショックでした。
こんな味・香りのお茶が許されるのか、、、って、でも香港では人気ナンバー1ですよ。
ジャスミンや水仙茶のような草や花の香りをつけたのもあるなか、ダントツの人気です。

年代物の餅茶(直径15cmくらいのお皿のような形に固めたポーレイ)は中国や香港では投資の対象にまでなっています。
自分の生まれた年のお茶を買いたいという人も多いようですが当然古いほど希少価値があるので何十万円、何百万円ということになるとか。
我が家の息子は14歳ですが1993年ものとかいうと5万円くらいしてしまいます。
ほんとびっくりしてしまいます。

さて僕はS社のCMで感化されているので福建省に行くとお茶を買うものと思っています。
が、もちろん香港にもお茶を買いに行くお茶屋さんがあります。
三思堂(さんしどう;サンストン)さんというお茶屋さんが香港島のコーズウェイベイにあります。
旅行ガイドにも載っていますが、僕がゆくときはいつもお客が少ないですね。
ほとんど他の客にあったことが有りません。
そごうデパートからすぐ近くですが、なんでこんな場所にという小さなビルの11階にあるので目立ちません。
つぶれないかなぁ、と心配になります。
が、余計なお世話で平日はお客が多いそうです。

先生は元カメラマンという経歴だそうで、奥様は日本人だとか。
日本語が堪能なので平日には日本人向けに中国茶道の講座も開かれています。
ええ、もちろん僕は受講できません。
代わりに老婆(ラオポー:女房)を送り込み、つなぎをつけました。
以来、香港でお茶はここになっています。

先生はざっくばらんな人で、おすすめの鉄観音は?と聞くと。
「うちには5種類、友達にあげるなら100g 50ドルのこれ、自分で飲むなら100g 100ドルのこれ、あとは買わなくてもいい。」
ええっ、という感じのお答えです。
あとの3種類は誰に売るんだろう。

こうして香港でお茶してます。
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by yutakah9 | 2007-11-13 18:26 | 想定外の設定
2007年 11月 11日

週末 買い物

この週末は天気がよかったので銅鑼湾(中名:トンローワン、英名:コーズウェイ・ベイ)まで歩いてみました。
ここは北角(中名:バッコ、英名:ノース・ポイント)、香港ではいわゆる下町です。
マーケットとアパートの密集するなかをトラムが走る。
ひざしぶりにデジカメ持ち出しました。

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こんな道を1時間くらい歩いて、お茶を買いに行ってきました。

今日はちょっと贅沢しました。
岩茶(訂正)の最高峰 大紅パオ(ころもへんに包)。
けっこうな金額なので50g(1回で8gくらい使います)だけ。

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それとお茶をいれる急須ですね。
このお茶専用の急須を持つことにしました。
新しい急須は買ったらまずは2時間、お湯で煮ます。
初めてこんなことしました。

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ええ、今日はここまでです。
いまから茶杯を買ってくることにします。

中途半端な写真ですが、僕はけっこう楽しいのですよ。
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by yutakah9 | 2007-11-11 16:44 | 香港