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2008年 07月 09日

西の西湖

広東省恵州市に「西の西湖」という名前の湖があります。
当然、「東の西湖」があるのかということになりますが山梨県にある西湖のことにはなりません。
中国で西湖といえば、杭州市の西湖ということになりこちらは「東の」という形容詞はつきません。
ということは本物と真似物ということなのでしょうが、なぜだかとても中国らしいと感じました。

と、前振りしておいて「西の西湖」の畔まで進出してきました。
香港から西湖までは九龍半島側から電車で約40分、中国の入り口 深セン市の羅湖までいって入国します。
そして車に乗り換えて約1時間半ほどで行けます。

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こんな名前をつけたということは杭州の西湖と趣が似ているのかなぁ、と思ったりしながら暗くなる前に撮影に出かけました。
まだ杭州には行ったことはありません。
湖は1999年に日本を離れるまで住んでいた場所の近くにあった手賀沼より小さそうなサイズ。
日本人駐在員は池というほうが正しいと言い、中国の人は水溜りと言ってましたが、中国的な感覚では小さいということかな。
でも周りの様子は観光地の様子で、イメージでいうと阿寒湖や富士五湖のいくつかのような感じでホテルやレストラン、お土産屋が並んでいました。

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振り返ると凱旋門のように道路に被さる朝景門という楼門。
うろうろしたけれどすぐに日暮れてどうやって登楼するかはわからずじまい。

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翌朝は雨でした。
今年は雨が多いです。
カーテンを開けてホテルの部屋から西湖が見えるので早速撮っておきました。
ガラス越しなのと雨でなんともぼんやりな写真になりました。
これでだいたい湖の7割ほどが写真に入っていると思います。
やはり小さいかな。

(D50でノーストロボ撮影)

D300のことを考えていたら、今月にはD700 がFXフォーマットの35mmフルサイズで発売されるとか。
何で300から700にと思いつつ、大体昔のミノルタもNikonもそうだけど、7の次は5,6,8,9がくるんでしょうね。
僕のデジイチライフはまだまだD50ですね。
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by yutakah9 | 2008-07-09 17:53 | 中国本土
2008年 01月 15日

再びの上海

年明け以来、あわただしい日が続いています。
1月2日から通常勤務していますが4日の新年会を皮切りに来客、出張、歓送迎会と続いています。

先週は上海・昆山(上海の北西部)へ出張してきました。
これは寄木細工の香港の夜景ですが、さてこれが飾られているのはどこか想像できますか?

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実は香港国際空港の出発ロビー トイレの壁です。
きれいなものを飾っている場所はきれいに使いましょうということなのかな、とか思いながらも感心しました。
実際にはこの両端があって、高さ1m弱、横2m強の大きな絵です。

1月8日の上海は香港に比べれば寒かったのですが、上海としては暖かかったようです。
到着したぼくらを迎えてくれたのは大変な濃霧で空は真っ白。
これは霧なのか、スモッグなのか、いささか怪しいと思いましたけどね。

初日の仕事を終えて翌日、上海は前日以上に濃い霧で真っ白。
昆山に向かう高速道路では霧による視界不良という理由で通行停止となり、すでに高速道路に入っていた僕たちは高速道路の上で待機させられることに。
ここで止められると引き返すこともできません。
この写真、高速道路に降りて撮りました。

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いつ動くか知れない車の列を見ていると昆山につけるかどうかだけでなく、そのあと香港に帰る飛行機に間にあうのかが気になりました。
幸いにして1時間弱で停止は解除され、車は走り始めてくれてホッとしましたが。

その後、順調に予定を消化して上海空港に戻ったのは出発時間の2時間前です。
驚いたことに空港に近づくと空港ビルが見えないほどの濃霧で視界は真っ白。
不安な気持ちで空港に入るとはたくさんの人がチェックインカウンター前に。
モニターで出発便の確認をすると昼からの便がキャンセル、遅延、待機になっています。
カウンターにゆくと前に並んでいる男性から霧が濃すぎて飛行機が着陸できず、上海から出発できる飛行機がないんだ、と教えられました。
僕らの便はまだなにも変更が知らされてなかったけど、飛行機は絶対に来ないから、すぐにホテルの予約をして、明日の便に変更すべきだと言われました。
同行している香港人スタッフにカウンターへ事情を聞きに行かせたら、同じ事を言われました。
上海オフィスに電話でホテル手配を頼み、チケットカウンターに並んで翌日午前11時の便に変更すると、さてそれからの予定がなくなってしまいました。

中国にもはやく新幹線が整備されれば良いのにと思わずにはいられない瞬間です。
そして思いついたのはリニアモーターカーに乗って町にもどろういうことでした。
リニアモーターカーは最高速度431Kmで30Kmの距離を5-6分で走りきります。
片道料金は50人民元(約800円)、最新のジェットコースターより安いです。
製造して上海に納入したのはドイツの鉄道会社。

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こいつが香港までつながっていたら香港-上海間1600Kmは4時間で到着なのに。。。
そうそう昨年は台湾新幹線が開業しましたね、日本製新幹線です。
近いうちに乗りにゆきたいなぁ。

えと、この日のリニアモーターカーは最高時速が301Kmに抑えられていたようです。
それでも7-8分で到着、タクシーで高速道路をアメンボのように走る30分の恐怖に比べたらものすごく快適でしたね。
さてそこからみんなが考えたのは昨夜泊まったホテル(今日のホテルも同じ)の前に地下鉄の出口があったよね、ということ。
上海の地下鉄なんて日本じゃ乗れないぞ、、、あたりまえですわ。
、、、ということでホテルまで地下鉄でゆくぞ、、、と駅に降りてゆきました。
そこでふと気付いたのはホテルの前にあった駅はなんていう駅なのか、、、です。
3人で自動券売機の前で相談。
ホテルに電話で聞こうとしても、つながりません。。。
そのとき一人が「東安站だった。」というと、「そう、それそれ。」と付和雷同の2人。
東安に向かうことにしました。
結果、もちろんそこには目指すホテルは有りませんでした。
(あぁっはっはははぁっ!、、、笑いごとです)
駅案内所の案内小姐に聞くと、「もう2つ先に行って乗り換えて1つ目の徐家站。」
全然ちがうじゃん。。。ということですが、お互いを責めることもなく3人はもう一度仲良く電車に乗りました。

ホテルに荷物を放り込んで3人出かけたのは夜の豫園。
もしかしたら南翔の小籠包を食べられるのではと期待しつつタクシーを飛ばさせました。
それなら最初から地下鉄なんか乗るなよ、ということなんですけど。
夜の豫園は電飾で縁取られ、前回、昼間来たときとはずいぶんと雰囲気が違いました。
なんか、香港の「ジャンボ水上レストラン」みたいです。

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さて南翔に駆けつけたときには午後8時10分。
2階と3階は午後8時閉店、1階のTake Outなら午後8時半までOK。
こうなるとどうしても小籠包を食べたい3人はこれを食べることに決定。
前々回、2階で食べた小籠包は15個で20人民元(約320円)とレポートしました。
紙の箱に一蒸篭分を放り込み、備え付けのポットからこの上に酢をジャブっと掛けてTake Outするとなんと16個で12人民元(約190円) 、、、安いっ!

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蒸したての小籠包の熱さは紙一枚の厚みでは防げませんが、寒い上海ではそれほど気にならず3人とも完食。
濃霧に足止めされた上海で、思いもよらず小籠包を食べられましたから、まぁいいか。
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by yutakah9 | 2008-01-15 20:14 | 中国本土
2007年 12月 27日

小籠包  

南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)

写真を見直しながらぼくら家族はずいぶんと小籠包が好きだなって思いました。
みんな小籠包なら台北の鼎泰豊(ディンタイフォン)がお気に入りです。
しかし今回の機会に上海の老舗の味を確かめておかないとと強く思いましたね。

南翔饅頭店は上海市中心部、外灘に程近い豫園商場のなかにあります。
小籠包はご存知とは思いますが、小麦の皮で豚挽肉団子の餡と肉汁の煮凝りを包み、蒸篭で蒸したもので見かけは小さな肉まんという感じの点心です。
蒸された煮凝りは溶けて熱い熱いスープになります。
箸で皮を破らないようにつまんでとりあげ、酢・針生姜と一緒に食べるとスープがうまい。

思い出せば今年はあちこちで小籠包を食べることができました。
4月イースター休暇では台北に行って鼎泰豊本店で。
同店の料理人が独立して作った京鼎小厨でも一度。
やっぱり鼎泰豊がいいと同店の台北太平洋そごう店でもう一度。
8月の帰国では鼎泰豊 新宿タイムズスクエア店にもゆきましたが、そのおりに日本にはすでに10店以上支店があると知って、同店の日本での人気を実感。
上海店もあると聞いて場所は確かめましたけど、残念ながら今回は行けませんでした。
シンガポール店も含めて、どこの支店でも本店の味再現率はかなり高いと感じます。

一方で上海小籠包の創始と言われる南翔饅頭店、香港にいくつか支店があるので当地でも南翔の小籠包を食べられます。
食べたこともありますけど噂にたがわずおいしいです。
でも上海に来たのだから本店に行っておかないわけには行かない、、、でしょ?

で、南翔饅頭店本店はこちら。

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豫園に並ぶ古い建物の一部のような建物です。
この店は3階の各階それぞれが違う店のような営業スタイルです。
同じ料理(小籠包)を出すのに、まったく違う食べ方となります。
1階は小籠包を紙の器に盛ってくれてテイクアウト専門。
現地の人は店の近くに座り込んで食べていましたね。

2階は昔ながらの町の食堂みたいです。
食券を購入して、卓について座っている人の後ろに立って半時間あまり待ちます。
食券を売る小姐は券を売るのに忙しすぎてムスっと無表情、かわいいのに惜しいです。
小籠包は15個 20人民元(320円)。

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3階はすこし落ち着いたレストランスタイル、個室もあるけどミニマムチャージが一人200人民元と聞いてあきらめました。
一人10蒸篭(150個)は食べられないし、昼からお酒は飲まないし、と思ったので。
個室ではないテーブルもあって小籠包もなん種類かあったり、他の料理もあってすこしゆっくり食べられそうだけど、これも長い行列。
ということで昔ながらの雰囲気を持つ2階に入ることにしました。

さきに座っている人たちに配膳され、食事が終わるまで立ったままで待ちます。
食事が終わった人から席を立つので、すばやく席を確保して座ります。
そこそこ、お互いに先に来た人への配慮はありますが、、、そこは中国です。
この時点でようやく食べることができるんだという安心感を持てました。
一卓に7-8人、2-3グループが一緒になってぎゅうぎゅう詰めに座ります。
どこでも経験したことないですし、もう一度経験したいとは、、、思わないけど家族で小籠包を食べるのにここまでしたという良い思い出になりました。

酢を入れる小皿と箸が配られ、次に針生姜の小皿が大量に運ばれてきます。
生姜は一皿1人民元(16円)、これも食券制。
このあたりからみんな小皿に酢を注いだり、生姜を分けたりと食べる準備を進めます。
しばらくするといよいよ湯気を盛大にあげる小籠包の蒸篭が大量に運ばれてきます。
そして卓ごとに食券の数だけ蒸篭を置いてもらいます。

ほとんどの客が一人あたり1蒸篭オーダーしています。
おばあちゃんも2~3歳の子供もみんな一蒸篭頼んでいて、卓の上は蒸篭でいっぱい。
そんなに食べれるの、と突っ込みたくなるくらいです。
が、このあたりではみんな幸せそうな顔でした。

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待った甲斐があって、おいしかったですよ。
でも15個食べている間に小籠包が冷めてゆくので途中から皮が固まり始めます。
皮が破れにくく、食べやすくはなりますが、冷めるとちょっと残念です。
きっとわき目も振らずにさっさと食べないといけないんでしょうね。

で、食後の感想ですがやはり鼎泰豊のほうが僕の好みに合うように思います。
1蒸篭10個の鼎泰豊のほうが最後まで熱いまま食べられて良いようにも思います。

今回はただひたすらに小籠包を食べる話ししか書いてないですね。
年末年始はOM-1持って写真を撮りたいです。
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by yutakah9 | 2007-12-27 19:27 | 中国本土
2007年 12月 24日

その後の 蟹 カニ CRAB

お友達の皆様 メリー クリスマス  です!

“上海で上海蟹を食べよう企画”が実現してくれました。
一昨日、雨の上海に強行着陸、日中23℃の香港に比べるとちょっと寒い10℃の上海。

上海はだいたい一年を通じて大阪くらいの気温ということです。

だいたい宴会は寒くてもまずはビールから始まらないといけませんね。
そういえばこの間の天津ではビールは出ていなかったような。
やはり寒いから冷たくてアルコール度数が少ない酒は無かったのかな?

上海は12月末でも青島麦酒(チンダオビイジョオ)から始まりましたね。
ま、中国で隠れもなき、一級品ビールです。
青島はその昔、ドイツ国に租借された関係でドイツ人の租界となっていました。
ちなみに上海は欧州列強に分割租借され、日本租界もありましたよね、たしか。
日本では戦前、長崎から船に乗ると一日で到着できるというので長崎県上海市という冗談がでるほど日本に近いというイメージを持っていたそうです。

上海はさておき、青島ビールですが中国にいてもドイツ人は本格的なビールを飲みたい。
というのでドイツ人技師を呼んで、ビール工場を建設、ビールを製造させたのがその発祥といわれております。(キャセイの機内誌に書いてありました。)

その後、ドイツが大戦に敗れて中国から引き上げたときに工場と中国人技師が残ってビール製造を継続したということです。
という歴史から、まずまず侮れないのではないかと思いますが、実際あなどれないですよ。
僕はドイツでビールを飲んだことは無いですが、このビールは単純にうまいと思います。
アジアでビールというと「シンガポールのタイガー」「インドネシアのビンタン」「タイのシンハ(ライオン)」など、うまいビールがあるので、助かりますね。
何が助かるんでしょう?

それにしても贋物得意の中国ですが、ビールの贋物はあまり聞かないですよね。
手間とコストが贋物作るのには向いていないんでしょうか?
それともぼくが知らないだけ?

で、上海のレストランでオーダーするとけっこうこのズングリしたボトルがでてきます。
いつも思うのは“なんで296ml?”

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日本人なら300mlのボトルを作るだろうになぁ、ドイツ人は出来上がったボトルに入れるべき量を量って決めたんだろうか?
で、中国人はそれを改めることなく引き継いでいったのか。。。?
などと考えていると、やがて乾杯、乾杯の声、何杯か、何本か過ぎるとやがてこんなことも考えなくなりますね。

さて、さて、ようやく出てまいりました、本日の主役 “陽澄湖産 上海蟹”
おもしろいのは一匹づつに陽澄湖漁業組合がつけた生産地証明のタグが付いたままです。
このタグもどこまで信じるかですが、、、

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先日、上海蟹について考えたあれやこれやは、とりあえずあっちに置いて自分の蟹を確保しましょう。
背中のくぼみがまるで笑っているようにニコちゃんマークみたいに見えます。
「おいらは ウマイぞぉー!」と言っているような、、、気のせいですね。。。

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えっと、蟹を食べると口数が減ると言いますが、あえてこの後に言うことがあるとしますと、“おいしゅうございました。”
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by yutakah9 | 2007-12-24 17:04 | 中国本土
2007年 12月 11日

甘栗

2007年もあと3週間です。

香港の気温は15-22℃というところ。
1月末から2月くらいが一番寒くなりますが、せいぜい10℃。
それでも街では革ジャン、コート、ダウンまで来ている人が歩いています。

でも北からは(北京、天津、大連とか)相当寒くなったと聞こえてきます。
天津でイベント(北京出張所勤務の後輩が天津美人と結婚する)があり、同僚と連れ立って出かけてきました。

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ホテルにチェックインよりまずやること、さっそく甘栗を買いにゆきました。
日本人は子供の頃からお祭りの屋台なんかで天津甘栗を見ているので、天津は甘栗が名物なのだと考える人が多いと思います。
僕も初めて天津に来たときからそう思っていまして、今もそう。
それと日本には天津の名前がついた有名な中華料理がありますが、中国に来てもそんな名前の料理はないです。(天津にも天津丼はありません。)
天津という名前が日本で有名すぎたことによる問題ですね。
今回はちょっと栗と天津について勝手に考えこみました。(栗が先です。)

甘栗は栗が収穫される秋から冬に掛けて中国文化圏のあちこちで食べられている、とお友達のブログで話したことがありました。
香港でもシンガポールでもシンセンでも道端で売っています。
でも“天津甘栗”という名前は日本でしか使われていませんね。
なぜかというと天津が栗の一大産地であるわけではなく、過去に日本向け船便輸出の港だったからだという流通上の事情によるからでしょう。

天津は農業地帯ではなく工業地帯です。
農産物、原料・製品を輸出入する大きな貿易港の有る街。
戦前はフランスに租借されていたので中心街には古い西洋館が並ぶ美観地域があります。
でも広大な栗林は見あたりません。
人口1千万人前後はいるらしいです。
らしい、、、中国では正確な登録人口は認識しても仕方ないようにも思えます。
ここでは百万人は誤差許容範囲かと思えますから。
で、北京、上海、重慶、南京と並んで特別市という位置づけになっています。

でも北京のように政治的に整理されてもおらず、上海のように国際的に磨かれてもいません(ごめん天津)。
ここにはものすごくたくさんの人間がいて、冬はとんでもなく寒くて練炭を焼く臭いがたちこめ、道には自転車と車と人間が溢れています。
ぼくが昔から持っている中国らしいイメージの中国がまだここに見られます。

さて栗は天津に近い(といってもかなり広範囲)農業地帯で収穫され、天津に集められて国内外に輸出されました。
日本でも中国から大量の栗を輸入している時期があったようです。
栗の入った麻袋に“天津”と表示されているのを見た日本人はなんと大量の栗だと驚いて、天津を栗の大生産地と勘違いしたのでしょう。

そこで“天津栗”ではなく“天津甘栗”が四文字熟語レベルに常用化したのはもう少しストーリーがあるのでしょうけど、ここからは推測です。

日本でも昔から栗は食べていたはずです。
でも食べ方は違っていたと思います。
いつか中国の食べ方が日本に伝わってきたのではないでしょうか。。。
窯や寸胴のなかに焼いた小石を入れて栗を蒸し焼き(石焼)にして食べる。
これを日本人がまねをしたのか、日本に来た中国の人が街で売り始めたものか。
そういうことではなかったかと想像します。

日本では縄文時代にドングリを食用にするために土器でゆでていました。
ドングリの場合、ゆでることで灰汁を取って食べやすくしたわけです。
だから栗など木の実をゆでて食べるというのはあったのだろうと想像できます。
ゆでる食べ方では栗の渋皮が取りにくく、短時間で実をきれいに食べるのはむずかしいですよね。
焼いたカチグリが保存の利く食料としてあったので、焼いて食べてもいたでしょう。
もちろん、栗は皮ごと焼くと“猿かに合戦”にあるように空気が急膨張して皮が破裂し、猿に当たったというように危険なので皮を剥くことになったのではと思います。
最初に河豚を食べた人の落語噺ではないですが、最初には栗を火にくべて痛い思いをした人がいたかも知れません。

そこに中国から石焼という調理法が伝わってきて、どうなったか。
同じ焼くのでも石を伝わった熱で焼く栗は皮を剥かなくても破裂せず、渋皮もとりやすくなっているので、実全部を効率よく食べることができますね。
石に蜜や糖水を混ぜると甘味が栗に適度にしみこんで、栗の甘味が増します。
甘い食べ物はいつの時代も、どんな場所でも好まれたと思います。
こうして甘栗は天津という名前とともに日本で浸透したのではないでしょうか。

というのが勝手に考えた天津甘栗ストーリーです。
で、天津の人たちは甘栗が好ききなのか、ですね。
ようやく“天津の”甘栗です。
天津ではけっこう有名な甘栗屋さん 「小宝栗子(シャオパオリィツ)」。
栗の袋を見ると天津の市内に10軒ほどチェーン店があるようです。
でも天津甘栗とは書いていません。

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栗の値段は値段表を見ると5種ほどあり、栗が大きいほど高くなっているといいます。
これは香港の乾物屋でみる干貝柱と同じだな、と妙に納得。
500gで8人民元(120円)から13人民元(200円)くらいまで幅があってどれを買おうかとみんなで話していたんですが、実はその日の栗の相場で決まるみたいです。
この日は栗の値段は1種類のみ、11人民元(だいたい170円)ということでした。
お客は絶えず、栗は何度も足されていました。

店ではこざっぱりと赤いユニフォームでオバちゃんたちが量り売りしてくれます。
左にあるのはサンザシの実に果物や小豆を挟んで串に刺し、飴をかけたスイーツ(?)。
これも食べましたけど、あんこの入った柔らかめのりんご飴、、、想像できますか?
まず、けっこう甘いので子供はよろこぶと思います。
ま、結論ですが、天津の人たちは栗は好きなようです。
といって、中国の他の地域に比べて栗が好きな人たちということではありません。
普通に好き、というところでしょうか。

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栗、栗、、、息子に2袋、会社のスタッフに1袋 買って帰りました。
安価なお土産ですが帰路は1.5kgの荷重アップ。
6袋買った同僚は3Kgの荷重アップ。
息子は僕以上に甘栗好きなので皮を剥く面倒もなんのその、毎日学校から帰って来ると
せっせと食べているのでこの2~3日で栗は確実に減っています。
学校への弁当にデザートのように剥いた甘栗をいくつか入れて行ったりもしています。

さて石焼きですけど、石を焼いてその熱で調理するってあちこちにありますね。
焼いた石を鍋に入れて調理するとか、焼いた石プレートの上に肉を載せて焼くステーキとか、バナナの葉で肉や野菜を包んで焼いた石と一緒に穴に埋めて蒸し焼きにするとか。
石焼芋が甘栗と焼き方が似ている感じですね。
香港や広州でも薩摩芋のような甘藷を石焼にして甘栗のように道端で売っているのを見たことがあります。
こうした料理法は中国には昔からあったんでしょうかね。

天津という街ですが、、、1月にまた天津に行くことになりそうなので今度にしておきます。
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by yutakah9 | 2007-12-11 14:45 | 中国本土
2007年 10月 29日

茶館と食前茶

福州市に来ることにしたときからお茶を買おうと思ってました。
できたら大きな有名店でと思っていましたが、どういうわけかたくさん茶館があるというのに小さなローカルな茶館に入ってしまいました。
それはきっとこの笑顔で「歓迎光臨、請進、請用茶」(どうぞなかでお茶を飲んでってください)と言われたからですね。
接待してくれたのはお茶どころ泉州出身の洪梅春(ホワン メイチュン)小姐です。
カメラを向けると照れてこの笑顔。

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喫茶は蓋碗でニ煎目から四煎目くらいまで飲ませてもらいます。
水(茶)盤はローカルのお店っぽくステンの普及品でしたけど、お茶は良かったです。

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こんな感じですね。
僕が選んだのは今回も鉄観音です。
今回のポイントは甘さ、でした。

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そこから夕食のために潮州レストランに着きますと、そう福州ではまずお茶です。
こちらのお茶の接待は赤いチャイナドレスの***娘(?)、、氷川きよし君の歌にあるような、、違うか?

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円卓に鎮と置かれまして、こちらは上品にやや渋いゲン茶(初めて聞いたな、正しいのかな)。

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福州ではゲン茶(どんな字かよくわかりませんでした。)は男の子、年取るほど良い。
鉄観音は女の子だから年が若いほど良いというそうです。
いわゆる「畳と女房は新しいほうが良い」みたいな諺なんでしょうか。
ブラッとお茶を飲みに入ってきた中年男性に教えてもらいました。

写真より薀蓄ですかぁ?

OM-1 35mm Natura 1600
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by yutakah9 | 2007-10-29 19:40 | 中国本土
2007年 10月 23日

福州市

半年ぐらい前から先輩が福建省福州市の会社に技術指導で出向している。
何度も来いと言われていたところ、ようやく出かける機会があった。
福建省は中国茶、特に烏龍茶の生産地として知られて日本で言えば宇治か静岡みたいなところ。
アモイに行ったときにもそんなことを言っていたような気がする。
仕事をひと段落させて夕食前に夕方の街にぶらっとでかけた。

OM-1+Zuiko 35mm F3.5に NATURA 1600を詰めて。 
ストロボ無しで撮ると(ストロボは持っていません)F3.5開放、、、シャッタースピードは1/30-60秒。
撮れるけどマクロじゃないので近接距離が辛い。
撮った写真はずいぶん粗くなる。

まずは街の中心部の駐輪場にバイクがどどぉーっと 、、、ある。
あちこちにこういう場所があってどこも一杯。
停め方はまともだ。
日本の駅前不法駐輪のほうがひどいと感じる。
最近は改善されているんだろうか。

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上を見あげるとビルの壁にはエアコンの室外機がずらーっと
日本ならセントラル・エアコンを考えると思うけど。
これ、地震でもあって落ちてきたらどうなるの、、、と思うとけっこう怖い光景。

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通勤退社時刻で道も歩道も、車もバイクも自転車も歩行者も、渾然一体。
じつに中国らしい。
さすがに車が歩道を走るのは見なかったけど、別の場所で歩道橋をバイクが渡っているのを見た。
それはそういう歩道橋なんだと。

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福建は昔から広東と並んで華僑として海外に進出した人が多いところだそうだ。
そういえばシンガポールでも良く福建語(ホッケン語)で話す人がいたし、ペナン島の名物料理“唐辛子スープの海老ラーメン”は福建麺(ホッケンミー)というようにホッケンという名前は良く見かけた。
ちなみに日本でも人気がある“海鮮餡かけ炒飯”は香港では福建炒飯(ホッケンチャウファン)と言う。

でも最近の若い人は福建語より普通話を話すらしい。
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by yutakah9 | 2007-10-23 13:05 | 中国本土
2007年 06月 05日

天津  パスタの原型、焼き鳥の原型、原型?

5月31日 大雨があがった天津は暑い、暑い。
ド・ローカル料理を食べたいと言い張る美国人(メイグォレン)の要望に応えて出かけたのは、新彊ウイグル自治区料理の店(道端+屋台、ちょっと店内あり?)
ヤオロウ(羊肉と書いていいんでしょうか?)という羊肉の串焼き。
新彊(しんじゃお)って天津からはけっこう遠くないか? という疑問はさておき。

お店はこんな感じ。 どうでしょう?
連れて行ってもらったんじゃなければ、この店には入らなかったと思います。
このとき僕はスーツにネクタイ、でもってカメラはⅢf。
心配だったのはフィルムがISO 100のネガだったこと。
F2.8 ド開放で撮り続けました。

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でもって 串焼きはこんな感じで道端で焼いています。
実にシンプルで、塩、胡椒となんか独特のハーブで味付けしてます。
ピーナッツソースで食べるインドネシアのサテとはまったく違います。
料理人にカメラを向けたら笑ってくれました。

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屋外、よく言えばビアガーデン(?)だけど、かなりワイルドです。
でも新彊ビールなんて珍しいものを飲めました。
これはよく冷えておいしかった、満足。

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僕たちはとりあえず屋根のある店内のテーブルで。

当店のギャルソンです。
サーブされているのは麺ですが、ある人はこれをマルコポーロがイタリアに持って帰ってパスタになったと強く主張されてゆずりません。(笑)
麺は固めで弾力が強く、沖縄のソーキそばの麺に食感と味が近いように感じました。
でもソースは羊風味ばりばり。(でもおいしかったです。)
ほかにもピザの原型だの、いろいろあるようでしてこれがほんとうならイタリア料理は新彊が故郷ということですか?
ロマンですね。

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やはりISO 100で自然光(あるだけの光)で撮るのはかなりしんどい。
天津の路地裏はけっこう電灯が少なかった。

おいしく食べてホテルにもどったら、スーツと自分のからだの中に羊のにおいがいっぱいでした。
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by yutakah9 | 2007-06-05 00:32 | 中国本土
2007年 05月 19日

東莞市

ちょっと前に撮ったフィルムをようやくあげました。

2007年3月初めのころ、中国 広東省東莞市の郊外で乗っていた車のタイヤがパンク。

修理工場の向こう側、古い工場の門前に座っている人たち。
シャッターを押してから手を振って挨拶。

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荷台を溶接でくっつけた自転車で走っていく女性。
これはペダルをこぐのもずいぶん重そうだ。

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広い道なんだけど車どおりはかなり少なくて、けっこう自転車が道の真ん中を走ってる。

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修理工場の家の男の子。
同行していた外人(アメリカ人)が珍しくて家の中からでてきた。

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Olympus DC35で写真を撮っていると地方都市のはずれでも、なんだあの古いカメラは、フィルムかぁ、どこの田舎者だ、みたいな感じで見られた。
右手の親指でフィルムを巻き上げるのを珍しそうに見られるのがけっこう快感だったりして。
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by yutakah9 | 2007-05-19 17:25 | 中国本土
2007年 02月 21日

お茶を買いました。

日本で中国茶と言えば、福建省茶葉分公司 烏龍茶ですが、福建省アモイに行ってお茶を買いました。

大きなお店がお茶の回転がいいというので、地元の大きなチェーン店に。
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中国も香港も試飲してお茶を買うのが通常のようですね。
鉄観音2種類と緑茶3種類を試飲させてもらいました。
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香りの甘い鉄観音とやはり香りのやわらかい緑茶を100gづつ。
あとは進められるままにお茶菓子を買ってきました。

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OM-1  REALA 100
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by yutakah9 | 2007-02-21 15:47 | 中国本土